仕事を休んで映画を観てきました。
朝のTVで「あのオスギが泣いた映画 愛を読む人」
そして「50~60代の人が圧倒的に多い 剣岳 点の記」
内容はわからないけど、この言葉だけに惹かれて
話題の映画を観ました。(笑)
「愛を読む人」はドイツでの話です。15才の少年がある日
具合が悪くなり、22才年上の女性から親切にされました。
夏の1ヶ月間、女性と深い関係を持つようになったけど、
女性は姿を消します。8年後、大学で法律を学ぶ青年は
ある裁判を聴講し、被告の彼女を見ました。
昔、彼女はアウシュビュッツの看守をしていて、母子だけが
助かった事件の首謀者にされました。彼女は文盲だったのです。
青年は「彼女は文盲だ」と証言すれば減刑されると思ったが
できなかったんです。20年後、彼女が健在だと知り、彼女が
好きだった本をテープに吹き込み贈り続けました。釈放される日
迎えに行くと、彼女は自殺をしていたんです。
「剣岳 点の記」も良かったですよ。明治時代の話です。日本地図の
剣岳の部分だけが空白になっていました。死の山と言われる剣岳に
登り、測量することを陸軍から命じられたんです。命がけで登頂を
果たしたけど、すでに行者が登頂をしていたことがわかり、彼らの
記録は残らなかったんです。
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