昨日はショックな電話がありました。
恩人夫婦の息子さんのお嫁さんから離婚報告を聞いたんです。
「えっ、嘘でしょう!」
「1年前から覚悟を決めていたから、結構落ち着いていて
今実家に帰って来ているんです。会って直接報告しようと
思ったけど、今になってしまいごめんなさい・・」
若夫婦が、力を合わせて苦難を乗り越えていくものと信じて
いたからショックでした。
恩人夫婦は、私が深刻な悩みを抱えていた時、相談にのってくれ
励まして下さったんです。ご主人が癌で入院された時も
「手紙ぐらいは書けるから、遠慮無く相談して欲しい」と
言われました。大変な時にとんでもないですと遠慮しましたが、
病気と闘いながら、私にアドバイスの手紙を下さったんです。
ご主人亡き後、私は奥さんを時々訪ねては話し相手をさせて
頂きました。嫁のK子さんは、姑が私にK子さんの悪口を言って
いるものと誤解していたようです。「とんでもない、K子さんの
悪口なんか一度も聞いたことないわよ。それどころか息子が
K子さんに苦労をかけて申し訳ないと何度も涙を流していたわよ」
私がこう言うと、それから心を開いてくれました。
不況で経営していた会社は倒産し、奥さんが亡くなり、息子さんの
再就職が難しく今はアルバイト的な仕事をしています。K子さんは
健康食品の仕事をし、夫婦力合わせて二人の子供を大学まで出し、
今は二人とも社会人になっています。やっと楽になってきたと
明るい希望が見えてきた矢先の離婚でした。若夫婦の力になって
あげれなくて、亡き恩人夫婦に申し訳なくて眠れなかったです。
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