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円堂まゆみの日記

 不良バアサンが、亡くなってからお坊さんの話を
 聞く機会が増えました。ウチは浄土真宗ですが
 「死ぬことはケガレではない」という教えなんです。
 葬式から帰っても塩をまかない。家族が亡くなっても
 普段通りの生活をしなさい。お祝い事に招待されたら
 気にせずに出席しなさい。お正月もいつもどおりに・・
 お坊さんからこんな話を聞けるとは思いませんでした。
 
 一人暮らしの私を心配して「骨壺と一緒で怖かったら
 お寺に預けてもいいのよ」「一人で眠るのが怖かったら
 泊まりに行ってあげようか」など親切心で声を掛けて
 くれます。私は全然怖くも、寂しくもないんです。
 肉体は無くなっても、魂があると信じています。
 だから生前と変わりなく不良バアサンに話しかけています。

 迷信を信じる昔の人たちは、人の死、女性の生理やお産、
 何か悪いことが起こる度に「けがれ」とし、外出をひかえた
 そうです。「けがれ日」が多すぎて、月に数日しか
 外出できない人もいたという笑えない話もあります。
 「人の死」は、けがれでも、怖いものでもありません。
 みんなの意識を変えていかなくちゃあね。   
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