円堂まゆみの日記

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                              川内港  

 日曜日に川内港へ絵を描きに行ってきました。お天気がよくて風もない
 穏やかな港の様子でした。でも午後から風が出てきてイーゼルやキャンバスが
 飛ばないように工夫しました。

 絵を描くことは楽しいけど、お弁当を持ってきて仲間とワイワイ冗談言ったり
 することが楽しいんですよね。私たちは楽しいけど、先生は大変です。
 同じ場所でほとんどの人は描くけど、対岸の久見崎で絵を描いている人が一人
 いるので、先生は車で行ったり来たりしてました。(笑)

 車で遠出する時は一緒についてきたはずの車が迷子になったりします。
 出かける前の説明を聞いていなかったり、道を知っていると自慢していた
 助手席の人が勘違いしてたり、高齢の方が多いので注意しないと。(笑)
 今では口が達者で勘違いの多い人は先生の車に乗せています。(笑)

 以前、迷子になった女性の運転手さんは今回も笑いを提供してくれました。 
 車の荷台にスケッチブックを置いて、後ろを振り返り港を見てはスケッチブックに
 描いているのでおかしいなあ?と思ってました。
 「イーゼルがあるのに何で使わないんですか?」
 「主人が使っていたイーゼルを持ってきたけど壊れているの」
 「ああ、組み立てが間違っているんですよ。はい、正しく組み立てましたよ。
  亡くなったご主人が何しているんだあと笑ってますよ、きっと」(二人で大笑い)
 予備に持ってきたイスを貸してあげて、これで私も安心。絵を描きました。(フッ~)
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 絵の教室で感性トレーニングの練習がありました。絵の具ではなく、
 布や紙、その他いろいろな物を使って一枚の作品を仕上げるという
 練習です。

 私は、以前モノフェアでスイッチの上などに貼る男性と猫の切り抜きを
 買いました。早速、トイレのスイッチの上に貼りパグおじさんをビックリ
 させました。ところが
 「トイレに行く度にビックリするからはがしてくれ」と言うので
 しぶしぶはがしました。捨てるにはもったいないのでとっておいたんです。
 

 今回、猫を追いかける男性をメインに作品を作りました。
 ブドウと葉っぱの造花が家にあったので、ワイン樽を作り、ワインを
 飲み逃げする猫を男性が追いかけるという作品にしてみました。
 どうでしょうか?
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                人生に乾杯
 
 秋の川内美術展に出した作品です。題名は「人生に乾杯」で、私の人生を表現してます。
 これは起きあがりこぼしなんです。今まで辛ったこと、悲しかったこと、悔しかったこと等
 たくさんありました。どんな事があっても私は必死に涙をこらえて起きあがってきました。
 今、過ぎ去ってみれば、私の為にあの人はキツイ一言を言ってくれたんだ。私を鍛えて強くして
 くれたんだと感謝の気持ちがわいています。
 もちろん楽しいこと、思いがけず幸運が舞い込んで喜んだこともたくさんありました。

 私の人生、最後はどうなるのか分からないけど・・
 「私の人生は最高だった。私の人生に乾杯!」と言って死にたいと思います。
 
 地元ラジオ局の方が見に来て下さったそうです。放送中に
 「人生に乾杯が一番印象に残りました。もっと早く行けば作家さんと会えたのに残念」
 と話して下さったそうです。写真右上の一番高い赤の台に上がった気分です。(笑)
 
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                       精 霊
 
 この絵は昨年の秋、早朝に歩いていると霧の中から幾つも稲干しが現れました。まるで田圃を
 守っている精霊に思えて感激したんです。その時の思いを描いてみました。
 昨日、ラーフル事件以来のショックを受けました。
 ラーフル事件はもう30数年前の事です。ある会に行くと一人のお年寄りが
 黒板に書かれた文字を消したんです。それを見た他のお年寄りが
 「ラーフル、ラーフル」と言いだし、懐かしそうに、子供の頃の
 思い出話を始めました。
 
 英語を話せないお年寄りが皆、ごく当たり前の感じで黒板消しを外国語で
 呼んでいたんです。ショック!ショック!
 誰もが知っている言葉を私は知らなかったんです。後で鹿児島県人しか
 言わない言葉だと知りました。
 
 今回は「ラ・メール」と言う歌があることです。
 昨日、出水市からの帰り、友人が車酔いして気分が悪くなりました。
 我慢できないと言うので喫茶店を見つけて寄りました。
 友人はトイレに行き、もう一人の友人とコーヒーを注文したんです。
 店の名前は「ラ・メール」と書いてありました。

 「昔、流行ったラ・メールの歌からつけたんじゃあない。ラ・メールって海って意味でしょう」
  と70才代の二人が言いました。
 「昔、流行ったんなら私だって知っているはずだけど」と私は言いました。
  店の奥さんに聞いてみると、阿久根の海をイメージしてつけたそうです。
 「あなたは世代が違うから知らないのよ」と慰めてもらったけど。
 
  皆が知ってることを自分だけが知らなくてショックを受けました。
 パグおじさんも知りませんでした。インターネットで調べたら素敵な歌なんです。
 リチャード・クレダーマンの演奏も素敵でした。ああ、ショック!


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               動物病院の待合室で大騒ぎ

 イチローは、一年に一回の予防接種を受けました。
 「今日はお医者さんに行って注射するよ。」
 と、言った途端、興奮しだして大騒ぎ。
 
 病院に着いて待合室で待っていると、
 「家に帰らせてくれ!」
 と、ばかりに大騒ぎなんです。
 診察台に乗せると震えだし、必死に診察台にしがみついてました。
 「このヤッセン坊が!」
 と、パグおじさんに叱られてました。
 絵の友人が先週亡くなりました。3年前、ご主人が交通事故で亡くなり
 隣にいた彼女は骨盤骨折し重傷を負いました。ご主人のお葬式にも出られず
 毎日泣いていたそうです。長い闘病生活で心と体の痛みに耐え、必死の努力で
 歩けるようになりました。
 「主人の側にいながら事故に遭い死なせてしまった」
 と、ずっと自分を責め続けていました。そのストレスのせいか、次々と病気をして
 体調を崩してました。

 娘さん達や友人たちの励ましで絵を再開し、その努力が実り、今春、鹿児島水彩展で
 賞をとりました。でも今年の夏の暑さは彼女にはきつかったようです。夏風邪をひき、
 熱中症になって体調を崩し、熱が続き、食欲がなくなり、不眠が続きました。
 話し好きな彼女が「何も話したくない」と言い出しました。

 病院に入院してましたが、自宅に帰りたいと言い、退院の前日、お医者さんと
 スタッフ達と彼女の希望を聞き、自宅療養の仕方を話し合ったそうです。
 「私はまだやりたい事がたくさんあるんです。来年の展覧会はチューリップの
  花を描きたいから今、構想を練っているんです。先生、どうか私を生かせて
  下さい。元気にして下さい」
 と1時間ほど熱い思いを語ったそうです。
 
 翌朝、退院当日、容態が急変して亡くなりました。81歳でした。
 突然の訃報を聞いてショックだったけど、私は残りの人生をどう生きるか
 たくさん勉強させてもらいました。